邦ロック NOWでは、アーティストの総合的な影響力を数値化するために「影響力スコア」という独自指標を導入しています。
影響力スコアの算出方法
影響力スコアは、以下の3つの要素を掛け合わせて算出しています。
YouTubeチャンネル登録者数 — アーティストの認知度・ファンベースの規模を反映します。登録者数が多いほど、幅広い層にリーチしていることを意味します。
フェス出演回数 — 5大フェス(ロッキン・フジロック・サマソニ・JAPAN JAM・VIVA LA ROCK)への出演回数の合計です。フェス主催者から繰り返し招聘されるということは、ライブパフォーマンスの質と集客力が評価されている証拠です。
YouTube総再生回数 — チャンネル全体の累計再生回数です。楽曲がどれだけ繰り返し視聴されているかを示し、楽曲の浸透度を測る指標となります。
なぜこの3要素なのか
YouTube登録者数だけでは、フェスシーンでの存在感は測れません。例えば、YouTubeで人気のアーティストでも、フェスに一度も出演していないケースもあります。逆に、YouTube登録者数は多くなくても、毎年複数のフェスに出演し続ける実力派もいます。
影響力スコアは「ネット上の人気」と「フェスシーンでの実績」の両方を加味することで、邦ロックシーンにおける総合的な影響力を可視化しています。
2024年の影響力スコアTOP5
現在のデータでは、Mrs. GREEN APPLEが圧倒的なスコアでトップに立っています。630万人以上のYouTube登録者数と複数フェスへの出演が、高いスコアに繋がっています。
2位以下にはVaundy、Creepy Nuts、Adoなど、近年急速に影響力を拡大したアーティストが並びます。興味深いのは、SUPER BEAVERやマカロニえんぴつといったフェス常連組も上位に食い込んでいる点です。YouTube登録者数ではトップ層に及ばなくても、出演回数の多さがスコアを押し上げています。
スコアの限界と今後
影響力スコアはあくまで一つの指標であり、音楽の良し悪しを評価するものではありません。ストリーミング再生数、CD売上、SNSフォロワー数など、ここに含まれていない要素も影響力の一部です。
今後はSpotify等のストリーミングデータや、X(Twitter)のフォロワー数なども加味した、より多角的なスコアリングを検討しています。